顔勤礼碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 07:59 UTC 版)
『顔勤礼碑』(がんきんれいひ)の建碑は乾元2年(759年)と大暦14年(779年)の両説ある。真卿の曾祖父の顔勤礼の墓碑で、真卿の撰ならびに書の楷書碑である。碑高は268cm、幅は92cmの四面刻であったが、最後の銘文のあった一側面が宋代に石材として利用され削られたことが『金石録』に記録されている。碑は永く土中にあったため文字が鮮明で、技巧的に洗練されて筆がよく冴えており、「顔法」を学ぶ上に最も重要な資料である。
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