非ピタゴラス素数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/29 17:13 UTC 版)
4n + 3 の形の素数が有限個しか存在しないと仮定し、p1, …, pk がその全てとする。 N = 4 ( p 1 ⋯ p k ) + 3 {\displaystyle N=4(p_{1}\cdots p_{k})+3} とおくと、N は 4n + 3 の形の数なので、4n + 3 の形の素因子を少なくとも1つ持つ。なぜならば、4n + 1 の形の素因子しか持たなければ、4n + 1 の形の数になるからである。さて、N を p1, …, pk で割った余りは 3 なので、N はこれらを素因子には持たない。よって、N の 4n + 3 の形の素因子は、リストにはない新しい素数である。これは矛盾であり、したがって 4n + 3 の形の素数は無数に存在する。
※この「非ピタゴラス素数」の解説は、「ピタゴラス素数」の解説の一部です。
「非ピタゴラス素数」を含む「ピタゴラス素数」の記事については、「ピタゴラス素数」の概要を参照ください。
- 非ピタゴラス素数のページへのリンク