霊泉寺_(高山市)とは? わかりやすく解説

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霊泉寺 (高山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/20 05:56 UTC 版)

霊泉寺
所在地 岐阜県高山市千島町616
位置 北緯36度07分38.0秒 東経137度15分14.9秒 / 北緯36.127222度 東経137.254139度 / 36.127222; 137.254139座標: 北緯36度07分38.0秒 東経137度15分14.9秒 / 北緯36.127222度 東経137.254139度 / 36.127222; 137.254139
山号 集雲山
宗派 真言宗泉涌寺派
本尊 聖観世音菩薩
中興年 正保元年(1644年)
中興 一如素心尼
札所等 飛騨三十三観音霊場10番
公式サイト https://aizenreisenji.wixsite.com/aizen
法人番号 7200005009943
霊泉寺
霊泉寺 (岐阜県)
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霊泉寺(れいせんじ)は、岐阜県高山市にある真言宗泉涌寺派寺院。山号は集雲山。飛騨三十三観音霊場10番札所である。

歴史

創建年について、開祖不詳の古寺を天正年間に三木自綱が再興したと伝わるが、三木氏の滅亡とともに衰退して現在には伝わっていない。正保元年(1644年)、一如素心尼が当地で生きながら入定したといわれ、これを以って中興としている。延宝5年(1677年)に飛騨の国主金森氏家臣だった金森将監らが愛染堂を立てる。寺の裏手に枯れることのない泉があったため、霊泉寺と号した。この愛染堂は現在も残り、高山市の文化財となっている。

明治時代には梅村速水高山県知事が、山の中腹にあるこの地に與楽亭という別荘を設けている。1951年昭和26年)、愛染堂を除いた伽藍が焼失した。現在の伽藍はその後再建されたものである。

寺宝として円空作の愛染明王像を所蔵しており、高山市の文化財に指定されている。

参考文献

  • 『飛騨寺院風土記』



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