雪待人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 02:47 UTC 版)
(ゆきまちびと) サラリーマンの南原は、3代続いた画材屋の立原美昌堂が店を畳むことを知り、今になってなぜ、と強く思う。 9年前、金物屋を営んでいた南原は、駅前の再開発計画が持ち上がり、これを機に傾きかけていた経営を立て直そうと意気込んでいた。だが、地主である立原美昌堂の主人・立原真奈が計画に反対し立ち退きを拒否したために夢は泡と消えた。 南原は、どうして今さら店を畳む気になったのか尋ねたくて、彼女が常連だという《香菜里屋》を訪れる。工藤は、彼女は誰かを待っていたが、待つ必要がなくなり店を畳むことにしたのでは、と述べるが……。
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