陶侃運甓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 08:59 UTC 版)
陶侃が広州にいた時、州の職務を何事も無くこなしていたが、毎朝百個の瓦を家の外に運んで夕方にそれを家の中に戻すという奇妙な行動をとっていた。ある人がその理由を問うと「我はいずれ中原で力を尽くすつもりであるが、あまりに安楽な生活が続くと、有事の際に堪えられないことを恐れている」と応えた。自ら志を励まし、力を尽くす様は、皆このようであった。
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