長ぐつをはいたネコ (映画)とは? わかりやすく解説

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長ぐつをはいたネコ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/01 10:13 UTC 版)

長ぐつをはいたネコ
Puss in Boots
監督 クリス・ミラー
脚本 トム・ウィーラー
デヴィッド・H・ステインバーグ
原案 ブライアン・リンチ
ウィリアム・デイヴィス
トム・ウィーラー
製作 ラティファ・ワウ
ジョー・M・アギラー
製作総指揮 アンドリュー・アダムソン
ミシェル・レイモ
ギレルモ・デル・トロ
出演者 アントニオ・バンデラス
サルマ・ハエック
ザック・ガリフィアナキス
ビリー・ボブ・ソーントン
音楽 ヘンリー・ジャックマン
編集 エリック・ダプケウィクツ
製作会社 ドリームワークス・アニメーション
配給 パラマウント映画
公開 2011年10月28日
2012年3月17日
上映時間 90分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $130,000,000[1]
興行収入 $554,709,226[1]
allcinema
キネマ旬報
AllRovi
IMDb
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長ぐつをはいたネコ』(Puss in Boots)は、ドリームワークス・アニメーション製作によるコンピュータアニメーション映画である。

シュレック』シリーズの前日譚であり、同シリーズ2作目『シュレック2』(2004年)のキャラクターである長ぐつをはいたネコを主役としたスピンオフ作品である。監督は『シュレック3』(2007年)のクリス・ミラーである。

北米公開日は2011年10月28日であり[2]RealD 3D及びIMAX 3Dで上映された[3]

目次

ストーリー


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


長ぐつをはいたネコことプスは孤児院でイメルダによって育てられたが「無実の罪」で街を追われ賞金首になっていた。ある日街の酒場で魔法の豆の話を耳にする。魔法の豆とはプスが自身の半生を費やして遂には見つけることが叶わなかったものであるが、ジャックとジルがその魔法の豆を持っているという情報を聞いてその豆を盗もうと行動に移す。

しかし、その場で謎の覆面ネコと居合わせ、覆面のネコも魔法の豆を盗もうとしており口論の末にジャックとジルに見つかってしまい豆を盗むのに失敗してしまう。プスは覆面のネコと対決してこのネコがメスのキティだと分かる。そしてこの場で旧友のハンプティ・ダンプティと7年ぶりに再会する。ハンプティとは前述の「無実の罪」の元凶となっており、プスに魔法の豆の木を登って雲の上にある巨人の城へ行き伝説のアヒルが産む金の卵を探し当てようと持ちかける。

プスは、ハンプティ達を信用できないと一旦は拒否するも、再び街の人々の信頼を取り戻して自分へかかった無実の罪を相殺できるのではないかと考え話を受け入れる。しかし、その裏にはプスの想像を超えるような罠が待ち受けていた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
長ぐつをはいた猫(プス) アントニオ・バンデラス 竹中直人[4]
キティー(キティー・ソフトポー) サルマ・ハエック 本田貴子
ハンプティ・アレクサンダー・ダンプティ
(Humpty Alexander Dumpty)
ザック・ガリフィアナキス 勝俣州和
ジャック (Jack) ビリー・ボブ・ソーントン 辻親八
ジル (Jill) エイミー・セダリス 津田真澄
ナレーター ウォルト・ドールン
ランチャー ゼウス・メンドーサ
イメルダ コンスタンス・マリー 山像かおり

製作

シュレック2』が公開された2004年より本作の企画が始動した[5]。『シュレック2』のスピンオフとして、元々は2008年にビデオ映画としての公開を予定されていたが[6]、2006年に劇場公開の企画へと変更された[7]。製作は2010年の『シュレック フォーエバー』公開後に開始された。バンデラスは2010年初めのインタビューで自分のキャラクターの最初のレコーディングを終えたと述べた[8]。2010年末、ギレルモ・デル・トロが製作総指揮として参加することが決まった[9]。 また、ギレルモ・デル・トロは声の出演もしている。

参考文献

  1. ^ a b Puss in Boots” (英語). Box Office Mojo. 2012年7月1日閲覧。
  2. ^ “Holiday Movie Release Date Moves: A Recap”. Deadline. (2011年9月30日). http://www.deadline.com/2011/09/release-date-moves-a-recap/ 2011年10月2日閲覧。 
  3. ^ DreamWorks Animation Announces Plans to Release Five Feature Films Every Two Years, , DreamWorks Animation SKG, (2009年5月28日), http://ir.dreamworksanimation.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=540593 2010年12月9日閲覧。 
  4. ^ 長ぐつをはいたネコ、ついに主役で映画化!『シュレック』シリーズ竹中直人が声優続投!「やったねっ!」”. シネマトゥデイ (2011年8月31日). 2011年10月15日閲覧。
  5. ^ Australian Associated Press (2004年6月10日). “Banderas walks Shrek's green carpet”. The Sydney Morning Herald. http://www.smh.com.au/articles/2004/06/09/1086749781669.html 2010年12月9日閲覧。 
  6. ^ Fritz, Ben (2005年9月14日). “D'Works will rely on animal instinct”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1117929100 2010年12月9日閲覧。 
  7. ^ DreamWorks Animation Reports Third Quarter 2006 Financial Results, , DreamWorks Animation SKG, (2006年10月31日), http://ir.dreamworksanimation.com/press-release-sub.html?id=924261 2010年12月9日閲覧。 
  8. ^ Banderas confirms Puss spin-off”. Daily Mirror (2010年4月19日). 2010年5月30日閲覧。
  9. ^ Kit, Borys (2009年9月27日). “Guillermo del Toro, DreamWorks Ani strike deal”. The Hollywood Reporter. 2010年9月27日閲覧。

外部リンク


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