鉤爪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 23:45 UTC 版)
鉤爪(かぎづめ、英:claw)は、動物の肢の先端において、根元から先にかけて内側に湾曲した爪のこと。狭義では哺乳類の爪の形態の一つであるが、それと同じような構造をした脊椎動物全般の爪をいうことが多く、爬虫類や鳥類などの爪も鉤爪である[1]。昆虫などの節足動物のかぎ状の爪も、鉤爪と呼ばれる場合がある[1]。
- ^ a b c 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “鉤爪とは” (日本語). コトバンク. 2021年12月13日閲覧。
- ^ Rainer F. Foelix (2011). Biology of spiders (3rd ed.). New York: Oxford University Press. ISBN 978-0-19-981324-7. OCLC 693776865
- ^ Smith, Martin R.; Ortega-Hernández, Javier (2014-10). “Hallucigenia’s onychophoran-like claws and the case for Tactopoda” (英語). Nature 514 (7522): 363–366. doi:10.1038/nature13576. ISSN 1476-4687 .
- ^ Nelson, Diane R.; Guidetti, Roberto; Rebecchi, Lorena (2015) (英語), Phylum Tardigrada, Elsevier, pp. 347–380, doi:10.1016/b978-0-12-385026-3.00017-6, ISBN 978-0-12-385026-3 2021年12月13日閲覧。
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