金創医
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金創医(きんそうい、類義語:金瘡医)は、16世紀中頃に戦闘における刀・槍・弓矢・鉄砲等における負傷者の創傷治療を専門とする外科術を施す者をいう[1]。金創(金瘡)とは、かたな傷の意[2]。
- ^ 九州大学付属図書館展「東西の古医書に見られる病と治療 - 附属図書館の貴重書コレクションより」
- ^ 金瘡・金創(読み)きんそうコトバンク
- ^ a b 金瘡医と「金瘡療治妙」アンドリュー・ゴーブル 日本医学雑誌 47巻第3号, 598-599, 2001-09-20)
- ^ Tratado em que se contem muito susintae abreviadamente algumas contradições e diferenças de custumes antre a gente de Europa e esta provincia de Japão (1585)
- ^ 第2版,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,世界大百科事典. “金創医とは”. コトバンク. 2022年4月25日閲覧。
- ^ a b c d e f 「日本における金瘡治療の展開―白朝散を中心に―」森田まゆ、鈴木達彦 著 日本医史学雑誌 第 56 巻第 3 号(2010)P458-459
- ^ “外療新明集”. rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp. 2022年4月25日閲覧。
- ^ Wolfgang Michel, Fukuoka. “Diseases and Cures in Old Eastern and Western Medical Book”. www.lib.kyushu-u.ac.jp. 2022年4月25日閲覧。
- ^ 宮本義己『戦国武将の健康法』新人物往来社、1982年、63-64頁。ISBN 9784404011169。NDLJP:12867437 。"国立国会図書館館内限定公開"。
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