金沢弁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 07:13 UTC 版)
金沢弁(かなざわべん)は、石川県の金沢市およびその近郊で話されている日本語の方言である。北陸方言の加賀方言の一種。金沢言葉(金沢ことば)とも言うが、「金沢言葉」は特に旧市街の花街を中心に発達した接客言葉を指す。
- ^ a b 加藤和夫「隠れた方言コンプレックス」『言語』第24巻第11号、大修館書店、1995年11月、74-85頁、2022年1月17日閲覧。
- ^ 加藤和夫「北陸地方の方言景観に関する社会言語学的研究: 方言景観の多様性とその要因解明」『平成30(2018)年度 科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究成果報告書』、金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系、2019年6月、2022年1月17日閲覧。
- ^ 加藤(2006)、287頁。
- ^ 加藤(2006)、19-20頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l 川本(1983)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 岩井(1959)
- ^ 以上、岩井(1959)より
- ^ 以上、川本(1983)より
- ^ a b c d e f g h i 小西いずみ「富山・金沢方言における形容詞の副詞化接辞「ナト・ラト」と「ガニ」:方言に見られる文法化の事例」『社会言語科学』第7巻第1号、社会言語科学会、2004年9月、63-74頁、2022年1月19日閲覧。
- ^ 加藤(2006)、175-176頁。
- ^ a b c d 加藤和夫「方言の現在:石川県内の事例を中心に」『金沢大学サテライト・プラザ「ミニ講演」講演録集』第12巻、2001年3月、2022年1月19日閲覧。
- ^ 加藤(2006)、60-65頁。
- ^ 『新 がんばりまっし金沢ことば』214頁。
- ^ a b c d e f g h i j 野間純平「石川方言におけるノダ相当形式:新形式の成立過程に注目して」『方言の研究』第1巻、ひつじ書房、2015年9月、251-276頁、NAID 40021403197。
- ^ 補足:名古屋弁にも文末表現として「がや」「が」「がん」などが存在するが、名古屋弁のそれらは準体助詞ではなく終助詞に由来するもので(名古屋弁#終助詞参照)、金沢弁の「がや」およびその変形とは別物である。
- ^ 加藤(2006)、181頁。
- ^ 野間(2015)掲載の表を一部改変
- ^ 能登では「-iん」とも言う
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』16-19頁。
- ^ 加藤(2006)、88-89頁。
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』44-45頁。
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』82-83頁。
- ^ 加藤(2006)、168-169頁。
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』20-21頁。
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』10頁。
- ^ 『新 頑張りまっし金沢ことば』10-12頁。
- ^ 『頑張りまっし金沢ことば』228頁。
- ^ 金沢中心部のこと。
- ^ 加藤和夫「石川県」、『月刊言語』2003年1月号、大修館書店。
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