釈伽(しやか)
読み方:しゃか
- 近衛家の『槐記』に曰く「草木子(唐本)ノ中ニ松茸ノ詩アリ。釈伽見了呵々笑、烹殺許多行脚僧トアリ、釈伽ノ二字解シ難シ、下ノ句ハ松茸ノ形ヲ云ヒタルモノト聞ユ。上ノ釈伽ノ字ヲ詩人ハイカガ解スルヤ、里言解ノ中ニ方言ニテハ男根ヲ釈伽トイフヨシヲ記セリ。男根ノコトナレバ聞ユカ…」。用をなさざる男根を「半釈迦」といふこと柳里恭の著『ひとりね』に仏典を引きて記せり。釈迦は男根の義なること明瞭なれども、其語原は未詳なり。但し「半釈迦」の傍訓に「はんだか」とあり。
- 釈迦。陰茎をいふ。「槐記」に「草木子(唐本)の中に松茸の詩あり、釈伽見了呵々笑、烹殺許多行脚僧とあり、釈伽の二字解し難し、下の句は松茸の形を云ひたるものと聞ゆ、上の釈伽の字を詩人はいかが解するや、俚諺解の中に「方言にては男根を釈伽といふよし記せり」とあり。又、用を為さざる男根を「半釈迦(ハンダカ)」といふよし柳里恭の「独寝」に仏典を引用して記せり。
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