酸棗仁湯とは? わかりやすく解説

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酸棗仁湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/07 01:38 UTC 版)

酸棗仁湯(さんそうにんとう)は漢方方剤のひとつ。出典は『金匱要略[1]

ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒(医療用)
ツムラ酸棗仁湯エキス顆粒(医療用)

効果・効能

体力が低下した人で、心身が疲れて不眠精神不安などを訴える場合に用いる[2][3]

適応症

不眠症[4]神経症、嗜眠、自律神経失調症[2]

組成

酸棗仁10、茯苓5.0、知母3.0、川芎3.0、甘草1.0[5]

慎重投与

次の患者には慎重に投与する[5]

  1. 胃腸の虚弱な患者
  2. 食欲不振、悪心嘔吐のある患者

相互作用

併用注意

次の薬剤との併用により、偽アルドステロン症ミオパシーが出現しやすくなる[5]

  1. 甘草含有製剤
  2. グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤

副作用

次の副作用がある[5]

重大な副作用

偽アルドステロン症、ミオパシー

その他

食欲不振、胃部不快感、悪心腹痛下痢

注意事項

高齢者は生理機能が低下し、妊産婦、小児は安全性が未確立であり、注意が必要である[5]

製薬会社

脚注

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