辻佳奈美とは? わかりやすく解説

辻佳奈美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 04:30 UTC 版)

辻 佳奈美
Kanami Tsuji
基本情報
国籍 日本
出身地 大阪府河内長野市
生年月日 (1996-01-24) 1996年1月24日(29歳)
身長 166cm
体重 54kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2010年
ツアー通算 2勝
シングルス 1勝
ダブルス 1勝
キャリア自己最高ランキング
シングルス 538位(2015年10月12日)
ダブルス 898位(2015年11月2日)

辻 佳奈美(つじ かなみ、現姓:西村、1996年1月24日 - )は、日本のプロテニス選手。大阪府河内長野市出身。

略歴

父親の影響で4歳からテニスを始める。

杉山愛伊達公子も所属した荏原SSCに通うため週末に夜行バスで神奈川県まで練習に行っていた[1]

2010年度Petits As(en:Petits As)で優勝。同年4月22日日本テニス協会は辻をプロ選手認定。史上最年少(14歳3か月)プロとなった。 しかしプロ転向後は思うような結果が残せず、シングルスのタイトルは2015年のインドネシアの$10,000大会の1つのみにとどまり、2016年に現役を引退した。

引退の原因は、コーチを務めていた父親との確執でテニスに嫌気が差し、心身共にボロボロになってしまったとのちに語っている。引退後は2年間テニスから離れ、結婚、出産を経て2018年に現役復帰した[2][3]

主な戦績

2007年: 全国小学生大会 優勝

2008年: U14ワールドJr.日本代表、 U14全日本Jr. 優勝、 RSK全国選抜Jr. 優勝

2009年: U16全日本Jr. ベスト4、全国中学生大会 シングルス ベスト4、全国中学生大会 ダブルス 優勝

2010年: Petits As 優勝

2011年: 全日本テニス選手権シングルス本戦2回戦、 全仏オープンJr. 出場、 全豪オープンJr. 本戦ベスト16

2012年: トルコ(アンタリヤ)$10,000 ダブルス 優勝

2015年: インドネシア(ジャカルタ)$10,000 シングルス 優勝

記録

2010年度Petits Asで優勝アジア人初のJr.世界一に、同年4月22日 史上最年少(14歳3ヶ月)にて日本テニス協会認定プロ選手に。

脚注

  1. ^ 【人】辻佳奈美さん(14) 河内長野出身の国内最年少プロテニス選手[リンク切れ]
  2. ^ 西村佳奈美 「ママにエールを 子供に夢を!!」(2018年2月16日)”. 西村佳奈美 「ママにエールを 子供に夢を!!」. 2019年7月28日閲覧。
  3. ^ 西村佳奈美 史上最年少プロテニスプレーヤーから日本人初のグランドスラムに挑むママプレーヤーへ【中編】”. Web Magazine VITUP! [ヴィタップ] (2018年4月16日). 2019年7月28日閲覧。

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