軟口蓋気流機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 07:26 UTC 版)
後舌面と軟口蓋で閉鎖を作ると同時に軟口蓋より前のどこかで閉鎖を作ることによって空気を閉じこめ、その後、舌の中央を後ろにずらして後ろの閉鎖位置を後方にずらすと、閉鎖内の気圧が下がって、外との圧力差によって前の閉鎖が開放され、気流が外から中へと生じる。これによって作り出される子音を「吸着音」という。キスの音や舌打ちをするときの音なので、舌打ち音ともいわれる。気流が舌の中央を通る(中央的)吸着音と舌の両脇を通る側面吸着音がある。
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