貯蔵可能な推進剤と自己着火性推進剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/04 06:01 UTC 版)
「NPOエネゴマシュ」の記事における「貯蔵可能な推進剤と自己着火性推進剤」の解説
1954年、液体酸素/ケロシンを推進剤とするRD-107とRD-108エンジンの成功により会社はエンジンの開発を拡張した。RD-214エンジンは常温で貯蔵可能な硝酸とケロシンを推進剤とするエンジンで短時間で発射可能な即応性を要求される弾道ミサイルのために開発された。RD-214は間もなく自己着火性推進剤である非対称ジメチルヒドラジン(UDMH)と硝酸を推進剤とするRD-216に取って代わられた。この系列は後に大きな成功を収める四酸化二窒素/UDMHを推進剤とするRD-253系列へと繋がる。この系列は現在でも最も強力な自己着火性推進剤を使用するエンジンで現在も生産が続けられている。
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