西村 肇とは? わかりやすく解説

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西村肇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 03:04 UTC 版)

西村 肇(にしむら はじめ、1933年1月3日[1] - 2024年11月17日)は、日本の化学者東京大学名誉教授。研究工房シンセシス主宰。

来歴

東京生まれ、満洲育ち。1946年引き揚げ。1957年東京大学工学部機械工学科卒業。1959年同大学院化学工学科修士課程修了。航空宇宙技術研究所勤務。1965年工学博士。1966年東大工学部化学工学科助教授、1980年教授。1993年定年退官、名誉教授。

2001年『水俣病の科学』で毎日出版文化賞受賞。業界の圧力で公害研究をやめさせられ、遺伝子工学を研究していた時期があると言っている[2]

著書

  • 『裁かれる自動車』1976 中公新書
  • 『環境と経済を含めた総合アセスメント 沿岸埋立てによる流域下水道建設計画の実例』武蔵野書房、1980.わかりやすい環境アセスメントシリーズ
  • 『冒険する頭 新しい科学の世界』筑摩書房、1983.ちくま少年図書館
  • 『サバイバル英語のすすめ』1995.ちくま新書
  • 『古い日本人よさようなら 個人として生きるには』本の森、1999
  • 『見えてきたガンの正体』1999.ちくま新書
  • ゲノム医学入門』日本評論社、2003
  • 『日本破産を生き残ろう』日本評論社、2003
  • 『人の値段考え方と計算』講談社、2004
  • 『物理学者が発見した米国ユダヤ人キリスト教の真実 技術・科学と人間と経済の裏面』本の森、2011

共著

  • 『化学プロセス工学』矢木栄共著.丸善、1969.化学工学講義シリーズ
  • 『水俣病の科学』岡本達明共著.日本評論社、2001

翻訳

  • ヴァン・デァ・リン『トイレットからの発想 人と自然をよみがえらせる法』小川彰共訳.講談社、1980.ブルーバックス

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.423
  2. ^ http://www.jimnishimura.jp/soc_per/bankrupt_j/23.html

参考

外部リンク




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