西方院 (奈良市)
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西方院 | |
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宗派 | 律宗 |
寺格 | 唐招提寺塔頭 |
本尊 | 阿弥陀如来立像(重要文化財) |
創建年 | 寛元年間(1243年 - 1246年) |
開山 | 慈禅 |
別称 | 奥の院 |
札所等 | 大和北部八十八ヶ所霊場第27番 |
文化財 | 阿弥陀如来立像(重要文化財) 五輪塔(県指定文化財) |
法人番号 | 7150005000239 ![]() |
西方院(さいほういん)は、奈良県奈良市にある律宗の寺院。唐招提寺の塔頭の一つで、奥の院である。大和北部八十八ヶ所霊場第27番札所。
歴史
- 鎌倉時代の寛元年間(1243年 - 1246年)、慈禅によって創建されたという。もともとは唐招提寺と隣接していたが、大正時代に大阪電気軌道畝傍線(現・近鉄橿原線)が当院と唐招提寺の間に開通したため、当院は唐招提寺の飛び地となってしまった。
境内
- 本堂(収蔵庫) - 旧護摩堂の裏手にあり、快慶作「阿弥陀如来立像」を安置する。左足の臍に「法眼快慶」銘がある晩年の傑作で、重要文化財に指定されている。
- 旧護摩堂
- 庫裏
- 証玄和尚の墓(奈良県指定有形文化財) - 五輪塔。高さ2.8m、中興二世である証玄和尚の墓。
- 護持院隆光の供養塔
- 山門
文化財
重要文化財
- 阿弥陀如来立像
奈良県指定有形文化財
- 五輪塔
関連項目
- 西方院_(奈良市)のページへのリンク