行橋ラジオ中継局とは? わかりやすく解説

行橋ラジオ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 09:41 UTC 版)

行橋ラジオ中継局(ゆくはしらじおちゅうけいきょく)は、福岡県行橋市にあるRKB毎日放送及び九州朝日放送AMラジオ中継局。

概要

京築地域は北九州市からも離れていたため、AMラジオ放送を良好に受信することが困難であった。そこで、RKBとKBCは、まず試験局として設置し、その後、北九州局の中継局として正式に開局した。このため、県内のAM局で唯一コールサインが無い。

現在に至るまでAMステレオ放送は非実施。当初はRKBが今井地区、KBCが文久地区(行橋総合公園)に設けていたが、RKBが設備の老朽化もあって最終的にKBCの設備に統合。現在は両社で設備を共用している。

なお両社とも、テレビ中継局にFM補完中継局を設置したことから、AMラジオ放送のFM移行に伴う特例措置の適用を申請した。認められれば、2024年2月からの1年間のうち半年間、この送信所からの電波送信を停止することになる。両社は補完局に加え、北九州波が受信できる場合はそちらで聴くよう呼び掛けている[1][2]

開局年月日

  • 1960年(昭和35年)10月1日  RKBラジオ開局
  • 1962年(昭和37年)10月1日  KBCラジオ開局
  • 2003年(平成15年) 4月22日 老朽化によりRKBラジオが現在地に移転

置局住所

行橋市大字今井字文久3670-1

周波数・出力

周波数・出力・設置形態は大牟田ラジオ中継局と同一。
周波数
(kHz)
放送系統名 空中線電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
1062 RKBラジオ 100W 福岡県 -
1485 KBCラジオ -

なおNHK北九州放送局は第1・第2いずれも当地にAM中継局を置いておらず、周辺局を受信[注釈 1]

放送区域

関連項目

脚注

注釈
  1. ^ このため、NHK北九州局HPのAMラジオ受信情報[3]には、山口、中津、熊本のAMの周波数が掲載されている。
出典
  1. ^ 2028 AMからFMへ”. RKBオンライン. RKB毎日放送 (2023年9月4日). 2023年10月1日閲覧。
  2. ^ 2028 AMから FMへ”. KBC九州朝日放送. 2023年10月1日閲覧。
  3. ^ 受信情報”. NHK北九州放送局. 2020年6月7日閲覧。




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