血管外漏出への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 00:36 UTC 版)
「デクスラゾキサン」の記事における「血管外漏出への対応」の解説
アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤による血管外漏出が認められた場合は、すぐに留置針を抜かずに、薬液を血液ごと吸引し除去する。その後、針を抜去する。局所の処置として、ステロイド剤と麻酔剤を混合した薬液を局注したり、ステロイド軟膏を塗布する。同時に別の静脈路を確保し、デクスラゾキサンを経静脈的に投与する。 デクスラゾキサンの投与は3日間に渡り実施する。3日目の投与量は1,2日目の投与量の半量となる。腎機能障害のある場合は投与量を通常の半量とする。
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