虎と見て石に立つ矢のためしあり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:00 UTC 版)
「李広」の記事における「虎と見て石に立つ矢のためしあり」の解説
李広は虎に母を食べられて、虎に似た石を射たところ、その矢は羽ぶくらまでも射通した。のちに石と分かってからは矢の立つことがなく、のちに石虎将軍といわれた。このことを揚子雲にある人が話したところ、子雲は「至誠なれば則ち金石、為に開く」(誠心誠意で物事を行えば金石をも貫き通すことができる)と言った(『西京雑記』)。 小説水滸伝の登場人物で弓の名手である花榮は、この逸話になぞらえ「小李広」と呼ばれる。
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