薬用植物資源研究センター種子島研究部とは? わかりやすく解説

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薬用植物資源研究センター種子島研究部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 04:52 UTC 版)

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薬用植物資源研究センター種子島研究部
センターで栽培されているヤクチの花
施設情報
開園 1951年
所在地 891-3604
鹿児島県熊毛郡中種子町野間松原山
位置 北緯30度32分30.8秒 東経130度57分15.5秒 / 北緯30.541889度 東経130.954306度 / 30.541889; 130.954306座標: 北緯30度32分30.8秒 東経130度57分15.5秒 / 北緯30.541889度 東経130.954306度 / 30.541889; 130.954306
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地図

薬用植物資源研究センター種子島研究部(やくようしょくぶつしげんけんきゅうセンターたねがしまけんきゅうぶ)は、鹿児島県中種子町種子島)にある薬用植物の研究施設、試験場、植物園国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の薬用植物資源研究センターに属する。敷地面積は108.693 m2

植物園自然保護国際機構(BGCI)による認証コード、およびハーバリウムのイニシャルはTSUK[1]

概要

  • 所在地: 鹿児島県熊毛郡中種子町野間松原山17007-2
  • 平均気温: 19.5°C
  • 最高気温: 34.6°C
  • 最低気温: 1.9℃
  • 面積: 108.693 m2(本場:91,700 m2、下田分場:16,993 m2

[2]

植物園は、火曜日以外の午前9時から午後4時30分まで一般に開放されている(入場料が別途必要)。また、研究施設の一般公開を行うこともある[3]

歴史

1954年、国立衛生試験所種子島分場として開設。

2005年、独立行政法人国立健康・栄養研究所と、独立行政法人医薬基盤研究所が統合され、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が設立された。これにより、国立衛生試験所の薬用植物試験場(北海道、つくば和歌山、種子島)の管轄権が同研究所に移管され、種子島の試験場は同研究所の薬用植物資源研究センター種子島研究部となった。

特徴

建物や畑の防風対策として、敷地周辺に自然林をそのまま残している[2]

研究所では、薬用植物の栽培と改良に関する研究が行われている。試験研究においては、特にハナミョウガ属ヤクチ・リョウキョウなど)、ニッケイ属ニッケイシナニッケイ)、ウコン属ガジュツウコンキョウオウなど)、マオウインドジャボクヒキオコシなどに関して重点的に実施している。絶滅の恐れがある植物や、国内外からの導入が困難な植物、他地域での栽培が難しい暖地系植物の保存栽培も行っている[2]

また、バラ科ヤマザクラバクチノキテリハノイバラ)、ミカン科タチバナダイダイ、イヌザンショウ)などの薬用植物が敷地内に自生している[2]

種子島内に自生する薬用植物の入手・保護にも取り組んでいる[2]

脚注

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