茶臼山古墳_(壬生町)とは? わかりやすく解説

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茶臼山古墳 (壬生町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 20:22 UTC 版)

茶臼山古墳
別名 羽生田茶臼山古墳
所在地 栃木県下都賀郡壬生町羽生田
位置 北緯36度29分22.1秒 東経139度46分41.2秒 / 北緯36.489472度 東経139.778111度 / 36.489472; 139.778111座標: 北緯36度29分22.1秒 東経139度46分41.2秒 / 北緯36.489472度 東経139.778111度 / 36.489472; 139.778111
形状 前方後円墳
規模 長さ91メートル・高さ12メートル
築造時期 6世紀後半
史跡 1958年(昭和33年)6月28日国指定[1]
地図
茶臼山古墳
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茶臼山古墳(ちゃうすやまこふん)は、栃木県下都賀郡壬生町羽生田にある前方後円墳である。同名の古墳が各地にあるため、羽生田茶臼山古墳と呼ばれることもある。1958年昭和33年)に国の史跡に指定された[1][2]

概要

黒川左岸の標高100メートル前後の台地頂部に南面して築かれた[3]。谷を挟んだ東側の台地上には円墳の富士山古墳(県指定史跡)が所在する[2]

墳丘は2段築成で、墳丘1段目(基壇)の幅が広い「しもつけ型古墳」の特徴を持っている[4]。長さ91メートル・高さ12メートルの墳丘の周りは盾型周堀と周堤で囲まれ、周堤を含めた全長は140メートルに達する[2][4]

埋葬施設は未調査であるが、1895年明治28年)の発掘調査で出土した埴輪土師器須恵器八木奘三郎によって中央の学会に紹介されている[3]。特に家形埴輪は屋根の部分しか残っていなかったが、復元すれば推定180センチメートルに達する特大品である[4]

築造時期は、出土した埴輪などから6世紀後半に位置付けられている[4]

脚注

  1. ^ a b 文化庁. “茶臼山古墳”. 国指定文化財等データベース. 2020年11月4日閲覧。
  2. ^ a b c 栃木県教育委員会事務局文化財課. “茶臼山古墳”. とちぎの文化財. 2020年11月4日閲覧。
  3. ^ a b 大塚初重小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、358-359頁
  4. ^ a b c d 現地説明板

関連項目

外部リンク




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