英連邦太平洋航空304便墜落事故とは? わかりやすく解説

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英連邦太平洋航空304便墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 16:22 UTC 版)

英連邦太平洋航空304便
事故機 (VH-BPE)
事故の概要
日付 1953年10月29日
概要 CFIT
現場 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ郡ウッドサイドの3マイル西南西
北緯37度24分21秒 西経122度19分30秒 / 北緯37.405701度 西経122.325119度 / 37.405701; -122.325119
乗客数 11
乗員数 8
負傷者数 0
死者数 19(全員)
生存者数 0
機種 DC-6
機体名 Resolution
運用者 英連邦太平洋航空
機体記号 VH-BPE
出発地 シドニー
第1経由地 フィジー
第2経由地 カントン島
第3経由地 ホノルル
最終経由地 サンフランシスコ国際空港
目的地 バンクーバー
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英連邦太平洋航空304便墜落事故(えいれんぽうたいへいようこうくう304びんついらくじこ)とは、アメリカ合衆国サンフランシスコで発生した航空事故である。

当時世界的な「天才ピアニスト」と呼ばれていたウィリアム・カペルが当該機に搭乗しており犠牲になった。

概要

英連邦太平洋航空304便は、オーストラリアから北米を結ぶ路線で、ダグラス DC-6、愛称 Resolution(機体記号:VH-BPE)で運航されていた。1953年10月29日、同便はシドニーからナンディフィジー)、カントン島ホノルルに寄航した後、サンフランシスコ国際空港への着陸アプローチ中に墜落し、乗員乗客19人全員が死亡した。

事故原因

事故機となったDC-6の定期便には、乗員8人と乗客11人が搭乗しており、収納能力からすると搭乗率はかなり低かった。ホノルルから9時間25分の飛行時間の後でサンフランシスコの海岸に近づいた午前8時7分(以下現地時間)に、機長は管制塔に連絡した。そのとき彼は有視界飛行をしており、高度500フィートより下が雲に覆われていると通報した。

午前8時15分に、304便は降下を始めたが、午前8時44分に標高1,950フィートの山地に激突した。機体は半マイルの範囲に飛散していた。

民間航空委員会による事故調査によれば、当時現場付近はサンフランシスコ特有の朝霧に覆われており、地表の様子はわかりにくかった。にもかかわらず304便は計器着陸による決められた着陸アプローチを行っていなかったとして、パイロットミスによる事故と断定された。

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