若水美登里
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若水 美登里(わかみず みどり、1882年2月17日 - 1934年1月21日)は、日本の俳優である。娘形、女形として活動した。本名北沢 浜之助(きたざわ はまのすけ)。
- ^ 『日本映画発達史 1 活動写真時代』、田中純一郎、中公文庫、1975年11月25日 ISBN 4122002850、p.274-279.
- ^ 谷崎潤一郎 (1958-3). 中央公論 昭和33年3月号 「ふるさと」. 中央公論社
- ^ 平山蘆江の随筆「街頭小景」の記述より。「真夏になると、この空地を利用して天幕芝居が興行される。入場料十銭ぐらゐの芝居喜劇とも劔劇ともつかぬ國訛りの多い役者の口跡が、十時十一時頃まで、手にとるやうに私の書斎へ、簾を通して流れ込んでくるのだ。半身不随になった若水美登里を、この一座に見かけた時、彼れの全盛時を思ひ起して、いひ知れぬ哀愁をおぼえ、家人や来客をそそのかして、何度も見物にいったことがある。」『人間道場』岡倉書房、1934年 pp.158-159.
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