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芹沢鴨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/29 06:26 UTC 版)

芹沢鴨（せりざわかも、旧字体：芹澤鴨、生年不明 - 文久3年9月16日〈1863年 10月28日〉）は、幕末の水戸藩浪士、壬生浪士（新選組）の初代筆頭局長（頭取）。芹沢鴨は変名で、かつては下村嗣次（継次、嗣司、嗣治とも）と名乗っていたものと推定されている。諱は光幹で、本姓は桓武平氏繁盛流大掾氏とされるが、実際は出自、出生年に諸説があり、確定されていない（後述）。

脚注

^ ^a ^b 『茨城新聞』2015年12月6日 14面「新撰組局長の芹沢鴨　出身地は北茨城か　幕末の日記新史料発見」
^ 『読売新聞』2017年9月15日　「芹沢鴨の出身地　「北茨城生まれ」の新説」
^ 長久保片雲「芹沢鴨と北茨城市との接点」『耕人第11号』、耕人社 2005年5月 p81～89
^ 小野崎紀男編著『弓道人名大事典』、日本図書センター 2003年5月 p305
^ 古賀茂作「芹沢鴨異聞」『新選組組長列伝』、新人物往来社 2002年7月 p200～205
^ 『水戸藩史料下編全』、水戸徳川家 p284～285
^ 永倉新八『新選組顛末記』、新人物文庫 2009年5月 p84
^ ^a ^b ^c 永倉『浪士文久報国記事』
^ 「芹澤系図」『系図綜覧　第二巻』、国書刊行会　1915年9月 p47
^ 芹澤鴨(光幹) 新選組を創った男
^ ^a ^b 箱根紀千也「新選組芹澤鴨と新見錦と水戸藩浪士」『霊山歴史館紀要 22号』、霊山歴史館 2015年5月 p47
^ 「故　長谷川庄七（内務省二）」『昭和大礼贈位書類第二冊』、国立公文書館
^ 海老澤正孝「壬申戸籍・宗門人別改帳・芹沢家譜の続柄」『茨城の民俗 55号』茨城民俗学会、2016年12月 p69～77
^ ^a ^b 「新選組芹澤鴨と新見錦と水戸藩浪士」 p48～49
^ 「慶応四年周辺村々騒動につき東下村波崎名主石橋彦兵衛願書」『茨城県史料近世社会経済編III』、茨城県 p578～582
^ 「常野集一」茨城県立歴史館編『茨城県史料幕末編 III』、茨城県 1993年 p50～56
^ ^a ^b ^c 『水戸藩史料下編全』 p52
^ 伊能権之丞『水戸浪士佐原一件』
^ 『水戸藩史料下編全』 p57～60
^ 『水戸藩史料下編全』 p74
^ 『水戸藩史料下編全』 p62～63
^ 石河幹修『石河明善日記十九』文久元年水戸市立博物館蔵
^ 『住谷信順日記九』、東京大学史料編纂所 3月29日の件
^ 『水戸藩史料下編全』 p101～102
^ ^a ^b 坂井四郎兵衛編『天保明治水戸見聞実記』、知新堂 1894年10月 p65
^ 『水戸藩史料下編全』 p243
^ 『水戸藩史料下編全』 p261～263
^ 石河幹修『石河明善日記二四』文久三年水戸市立博物館蔵
^ “『近藤勇書簡　文久3年5月推定』”. 2021年10月8日閲覧。
^ 【明治維新１５０年　埼玉県誕生　人物編】（２）新選組・芹沢鴨の「篝火事件」産経新聞（2018年11月16日）
^ ^a ^b ^c ^d 本多四郎『世話集聞記一』3月25日項国立公文書館蔵
^ ^a ^b 中山忠能『中山忠能日記原題・正心誠意　第三』、日本史籍協会 1916年7月 p644
^ 「近藤勇書状写帳」『佐藤彦五郎日記2』「日野宿本陣」文書調査団、2005年3月 p185～186
^ 西村兼文「新選組跋扈悩市中事」『新選組始末記』野史台維新史料叢書三十
^ 『新選組展2022－史料から辿る足跡』 p234
^ 『熾仁親王行実　第三冊　第六』、宮内庁 1898年7月 p25
^ 子母澤寛「壬生屋敷」『新選組遺聞』、中公文庫 1977年 p138
^ 『佐藤俊正雑記　自文久3年至明治2年』、東京大学史料編纂所
^ 『風説都の錦八』、早稲田大学図書館蔵
^ 歴ペディア (2018年5月29日). “新選組メンバーの愛刀とその特徴について！”. 歴ペディア. 2019年3月18日閲覧。
^ 石井 2000, pp. 842–843.

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