芝山古墳・はにわ博物館とは? わかりやすく解説

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芝山古墳・はにわ博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 08:43 UTC 版)

芝山古墳・はにわ博物館
博物館建物
施設情報
正式名称 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館[1]
愛称 haniwakan
専門分野 考古資料
事業主体 芝山町
管理運営 芝山町教育委員会
所在地 289-1619
千葉県山武郡芝山町芝山438-1
位置 北緯35度41分39秒 東経140度25分42秒 / 北緯35.69417度 東経140.42833度 / 35.69417; 140.42833座標: 北緯35度41分39秒 東経140度25分42秒 / 北緯35.69417度 東経140.42833度 / 35.69417; 140.42833
プロジェクト:GLAM
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芝山古墳・はにわ博物館(しばやまこふん・はにわはくぶつかん)は、千葉県山武郡芝山町にある芝山町立の古墳埴輪博物館である。

概要

千葉県は、古墳所在基数が全国第2位の13,112基、遺跡出土遺物量も全国3位に上り[2]、特に前方後円墳については677基が確認されており全都道府県中最多であり(2位は茨城県の445基)[3]、そして芝山町の周辺には、5世紀から8世紀頃にかけて造営されたと推定される古墳群が集中しており、埴輪等の出土品も豊富である。これらの歴史遺産を、小学生にも親しめるように「わかりやすく、かつ楽しく、現代からみた古墳時代を」とのコンセプト[4]に基づき展示する施設として、1988年昭和63年)5月1日に、芝山公園内に開設された。

展示内容

第1展示室

第2展示室

  • 埴輪による復元衣装。
  • 古墳時代の復元住居。

第3展示室

  • 古墳分布図。
  • 仏像など古墳時代から仏教受容への移行を示す展示。

その他

  • 芝山町周辺の遺跡出土物を中心とした企画展[5]を開催している。

他研究機関との連携

観光資源としての役割

  • 芝山町のイベントとして毎年11月に開催され、古墳時代を再現する祭りとなっている『芝山はにわ祭』を支援している[8][9]
  • 外務省が推進する『成田国際観光モデル地区』の「成田ウェルカムカード」参加施設[10]

脚注

  1. ^ 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館設置及び管理に関する条例
  2. ^ 兵庫県教育委員会 兵庫県の遺跡・遺物数の全国的な位置(pdfファイル
  3. ^ 『前方後円墳集成 東北・関東編』 ISBN 978-4-634-50010-5
  4. ^ 公式サイト:設立目的と運営目標
  5. ^ 千葉日報『墨書土器が伝える1000年前の庶民生活』- 2010年11月19日
  6. ^ 日本大学新聞 学術ニュース『文理 はにわまつり開催 武人埴輪など約20点展示』- 2008年7月23日
  7. ^ 日本大学文理学部資料館『はにわまつり〜造形に込められた想い〜』- 2008年6月18日 - 7月28日
  8. ^ 公式サイト:はにわ祭
  9. ^ 成田市公式サイト:成田市観光ガイド
  10. ^ 外務省:外務省及び在外公館による日本の文化・観光紹介(pdfファイル) - 2002年4月25日

関連項目

外部リンク




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