興禅院 (川口市)とは? わかりやすく解説

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興禅院 (川口市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 08:26 UTC 版)

興禅院
所在地 埼玉県川口市安行領家401
位置 北緯35度50分53.9秒 東経139度45分27.4秒 / 北緯35.848306度 東経139.757611度 / 35.848306; 139.757611座標: 北緯35度50分53.9秒 東経139度45分27.4秒 / 北緯35.848306度 東経139.757611度 / 35.848306; 139.757611
山号 瑞龍山
院号 興禅院
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 天文15年(1546年
開山 助天当益
札所等 木造釈迦如来坐像(川口市指定有形文化財)
法人番号 7030005012238
興禅院
興禅院 (埼玉県)
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興禅院(こうぜんいん)は、埼玉県川口市にある曹洞宗寺院

歴史

1546年天文15年)、助天当益によって開山された。助天当益は法性寺の第3世住職である[1][2]

当寺の本尊釈迦如来像である。1687年貞享4年)、相模国都筑郡白根村(現・神奈川県横浜市旭区)を知行とする旗本藤川重定が父重昌の供養のため、藤川家の菩提寺である正円寺から当寺に移されたものである[1]

墓地には、伊奈氏の家臣富田氏一族の墓がある[1]

また、当寺の境内には「弁財天堂」があり、弁財天が祀られている。そこにはこま犬ならぬ「こま蛇」が安置されている。この地には元々大蛇伝説が言い伝えられており、川口市の無形民俗文化財に指定されている「安行原の蛇造り」もこの伝説に基づくものである。この「こま蛇」は、他地域のものとは異なり、「愛くるしい」表情になっているのが特徴である[3]

文化財

  • 木造釈迦如来坐像(川口市指定有形文化財 平成15年3月20日指定)[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年、176p
  2. ^ 川口市郷土史会 監修『我がまち川口・再発見 元気の良い日は川口散歩』川口市、2008年、86p
  3. ^ こま蛇が弁財天を守る 花の季節の川口・興禅院朝日新聞社(2021年4月11日)
  4. ^ 木造釈迦如来坐像川口市立文化財センター

参考文献

  • 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年
  • 川口市郷土史会 監修『我がまち川口・再発見 元気の良い日は川口散歩』川口市、2008年



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