臼歯部交叉咬合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/11 05:07 UTC 版)
臼歯部における横方向の咬合関係の異常は、上歯列弓の相対的な狭窄が原因で起こる舌側交叉咬合(lingual crossbite)と、下顎に比べ相対的に大きい上顎のために生じた頬側交叉咬合(buccal crossbite)に分けられる。舌側交叉咬合の方が、頬側交叉咬合よりも多い。 また、舌側交叉咬合は片側性交叉咬合と両側性交叉咬合に分類することがあるが、はっきりとした片側性交叉咬合は通常、上歯列の両側性の狭窄と下顎の交叉咬合側への変位を示す。
※この「臼歯部交叉咬合」の解説は、「交叉咬合」の解説の一部です。
「臼歯部交叉咬合」を含む「交叉咬合」の記事については、「交叉咬合」の概要を参照ください。
- 臼歯部交叉咬合のページへのリンク