自律走行ロボットとは? わかりやすく解説

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自律走行ロボット

(自律走行搬送ロボット から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 00:47 UTC 版)

自律走行ロボット(じりつそうこうロボット、英語: Autonomous Mobile Robot、略称: AMR、もしくは自律走行搬送ロボット)とは、搬送機器の一つ。

AGV (Automated guided vehicle) と呼ばれる搬送ロボットが走行のために磁気テープなどの誘導装置を必要とする一方、AMR はセンサーなどで経路を把握し、自律的に走行することができる[1]

概要

ロボットの自律走行には、ロボットが自己位置と周囲の環境(どこに障害物があり、どこが走行可能なのか)を把握する必要があるが、SLAM技術の登場によりこれが実現した[2]。またセンサーを搭載するため、人間などが走行経路を遮った場合は自動で減速または停止し、危険を回避することが可能である。そのため、安全上の問題から AGV では実現が難しい人間が活動する空間での運用に向く[3]

主な用途

食事(料理)搬送用
病院や福祉施設等で多数の部屋に配送するもの[4]、ホテルのルームサービス用途[5]、飲食店でテーブル間を巡る「配膳ロボット[6]などに大別される。「下げ膳」を行う「下膳ロボット」[7]もある。
自動倉庫
出庫作業支援や作業効率化、人員削減を目的とした「倉庫ロボット」[8]の用途で使用される。

脚注

関連項目

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