脳を包む構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 23:58 UTC 版)
脳硬膜は頭蓋を内張りしており、頭蓋骨の骨膜と癒着している。頭蓋内の正中で、脳硬膜は大脳鎌(だいのうかま、falx cerebri)と呼ばれる板のような突出を出す。大脳鎌は左右の大脳半球を隔て、脳梁にまで至る。大脳鎌の吻側端付近は、頭蓋底内面正中、篩骨の鶏冠と呼ばれる突起から、そのすぐ上に始まる前頭稜という突起に沿って頭蓋骨に付いている。尾側で大脳鎌は左右に分かれ、小脳を包む小脳テントという構造を作る。
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