脱胚芽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 19:32 UTC 版)
脱胚芽の目的は胚芽のみならず、皮、尖帽を取り除き、胚乳部みのを二つ割れにした程度で完全な形で分離することにある。テンパリングが完全な状態で行われていれば、かなり満足できる程度で達成できる。通常Beall degerminatorが使用されている。これは摩擦式装置であるが、この他に衝撃式のEntoletorも用いられる。 脱胚芽装置を通ったトウモロコシは胚乳部、胚芽、皮の混合物である。このものは、必要に応じて水分含量16~18%まで乾燥させてから、ロール機に移される。ここでロールで圧扁してフラット状の小片にする。これで胚芽は皮と一緒にふるい分けで、胚乳部から容易に分けることが可能になる。
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