能代八郎とは? わかりやすく解説

能代八郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/23 02:59 UTC 版)

能代八郎(のしろ はちろう、1900年明治33年)3月‐1944年昭和19年)3月14日)は昭和期の作曲家。本名佐藤久助

経歴

北海道室蘭市出身。

1937年、佐藤富房の筆名で作曲した「声なき凱旋」でポリドールより作曲家デビュー。

翌年テイチクレコードに移籍し、筆名を能代八郎とし、流行歌の作曲を行うようになる。

1939年塩まさるが歌う『九段の母』が大ヒット。

1944年3月14日死去。享年44。

代表曲

佐藤富房名義

  • 『恋のSOS』(昭和12年5月)[宮本旅人作詞、歌:奥田英子
  • 『声なき凱旋』(昭和12年6月)[島田磬也作詞、歌:上原敏]
  • 『流砂の護り』(昭和12年10月)[紫室代介作詞、歌:上原敏]
  • 『渡世がるた』(昭和12年7月)[藤田まさと作詞、歌:上原敏]
  • 『銃後ぶし』(昭和12年11月)[島田磬也作詞、歌:青葉笙子]
  • 『陣中髭くらべ』(昭和13年4月)[徳土良介作詞、歌:東海林太郎]

能代八郎名義

  • 『涯なき泥濘』(昭和13年6月)[徳土良介作詞、歌:小野巡]
  • 『音信はないか』(昭和13年8月)[野村俊夫作詞、歌:小野巡]
  • 九段の母』(昭和14年3月)[石松秋二作詞、歌:塩まさる
  • 『身代り警護』(昭和14年3月)[石松秋二作詞、歌:美ち奴]
  • 『野菊の勇士』(昭和16年6月)[萩原四朗作詞、歌:小野巡]
  • 『九段の父』(昭和17年11月)[大高ひさを作詞、歌:小野巡]




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