股旅グラフィティ さらば渡り鳥とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 股旅グラフィティ さらば渡り鳥の意味・解説 

股旅グラフィティ さらば渡り鳥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/04 16:26 UTC 版)

「股旅グラフィティ さらば渡り鳥」
橋幸夫シングル
B面 全日本こども音頭 金太が一番
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル ビクター(SV-6310)
作詞・作曲 阿久悠(作詞)
吉田正(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
浅草人情
(1977年2月25日)
股旅グラフィティ さらば渡り鳥
(1977年)
泥んこ
(1978年3月25日)
テンプレートを表示

「股旅グラフィティ さらば渡り鳥」は、1977年10月25日に ビクターより発売された橋幸夫の134枚目のシングルである(SV-6310)。

概要

  • 潮来笠」でデビューした橋幸夫は、多くの股旅物を発表し、初期には1年に複数枚股旅物をリリースしたが、1970年前後から、股旅物は年1枚程度と減少している。特に、これまでの股旅楽曲の多くを作詞していた、明治生まれの恩師佐伯孝夫が老齢化し、新作が困難な状況となる中、作詞家阿久悠と組んでピンク・レディを世に送り出したビクターディレクター飯田久彦によって、「新しい作家による股旅物」が企画された[1]
  • 飯田から「阿久さんが、とても股旅物に興味がある、吉田先生や私(橋)と組んでぜひやってみたい」[1]と橋に伝えられ、これが契機で、オリジナルアルバム「股旅グラフィティ」が制作された。
  • アルバムには、従来の佐伯作詞の股旅物をアレンジを変えて収録するとともに、新作股旅物が6曲含まれており、そのA面の1曲めが本作「股旅グラフィティ さらば渡り鳥」で、阿久が橋の股旅物を手がけたのは、これが最初である。作曲は阿久の希望通り、橋の恩師吉田正が手がけた。
  • 橋は「阿久悠さんが、(楽曲制作のために)本当にしゃかりきに考えてくれました」と述懐している[1]
  • なお、橋と阿久は、本作より5年前に「何処へ」ですでに共演している。
  • アルバム発売の1ヶ月前に、本作はシングルカットされ先行発売となった。
  • c/wは「全日本こども音頭 金太が一番」が、同じく阿久悠作詞、吉田正作曲である。ちょうどピンク・レディが売り出し中であり、歌詞の中に「ペッパー警部」や「S・O・S」が登場する。

収録曲

  1. 股旅グラフィティ さらば渡り鳥
    作詞:阿久悠、作・編曲:吉田正
  2. 全日本こども音頭 金太が一番
    作詞:阿久悠、作曲:吉田正、編曲:寺岡真三

共演

  • コーラス/若草児童合唱団(全日本こども音頭 金太が一番)

収録アルバム

  • オリジナルアルバム「股旅グラフィティ」からのシングルカット曲であるため、当該アルバムに収録されている。
  • CDでのベストアルバムやCD-BOXへの収録はない。

出典

  1. ^ a b c 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 107頁



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  股旅グラフィティ さらば渡り鳥のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「股旅グラフィティ さらば渡り鳥」の関連用語

股旅グラフィティ さらば渡り鳥のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



股旅グラフィティ さらば渡り鳥のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの股旅グラフィティ さらば渡り鳥 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS