股島とは? わかりやすく解説

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股島

読み方:マタジマ(matajima)

備讃諸島属す瀬戸内海無人島

所在 香川県観音寺市

別名 地蔵島(ジゾウジマ)

位置・形状 伊吹島南西8km

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

股島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 15:31 UTC 版)

股島

股島と小股島(右下)の空中写真。
2009年4月11日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本 香川県観音寺市
所在海域 瀬戸内海(燧灘)
座標 北緯34度6分30秒 東経133度26分54秒 / 北緯34.10833度 東経133.44833度 / 34.10833; 133.44833座標: 北緯34度6分30秒 東経133度26分54秒 / 北緯34.10833度 東経133.44833度 / 34.10833; 133.44833
面積 0.08 km²
海岸線長 1.2 km
最高標高 43 m
股島
股島 (香川県)
股島
股島 (日本)
プロジェクト 地形
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股島(またじま)は、香川県観音寺市に属する

地理

瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)にあり、観音寺市の沖合い20km、伊吹島の南西8kmに位置する。港の上の台地では畑作が行われていた。香川県最西端の地が島内にある。股島の沖合すぐに小股島がある。最高点は標高43m。

南側に石積みの防波堤を備えたがある。港近くには金刀比羅宮を祀った祠があるほか、海岸沿いを歩くと清丹大明神社という社があった。無人島となったのちも、大漁を祈願するみなと祭りの際には伊吹島、股島、円上島の3島を巡回する神事が行われている。そのため、1981年(昭和56年)、1996年(平成8年)には清丹大明神社の社殿が改修された。

周囲の島

歴史

開拓

安政5年(1858年)頃から伊吹島の住民によって股島の開拓が行われた[1]

戦後

戦後もしばらくは定住者がいたが、1962年(昭和37年)に無人島となった。

近年の動向

2022年(令和4年)8月13日には山林火災が起こり[2]、島の大部分が焼けた。3日間で、合わせて1万リットル以上の水を放水したほか、地元消防などが島に上陸して消火に当たり、火災発生から約50時間後の8月15日正午ごろに鎮火したが、この火事で島にある清丹大明神社の社が全焼した。無人島のためけが人はいなかった。

脚注

  1. ^ 『伊吹島の民俗』香川民俗学会、1991年、p.7-14
  2. ^ 令和4年8月13日観音寺市伊吹町股島での林野火災について 香川県

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