緒川村 (愛知県)とは? わかりやすく解説

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緒川村 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/11 08:59 UTC 版)

おがわむら
緒川村
廃止日 1906年5月1日
廃止理由 合併
森岡村(一部)、緒川村、石浜村生路村藤江村東浦村
現在の自治体 東浦町
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
知多郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
緒川村役場
所在地 愛知県知多郡緒川村
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緒川村(おがわむら)は、かつて愛知県知多郡にあった村。現在の東浦町緒川に相当する。古くは小河村や小川村とも書いた。

地理

知多半島の付け根部分、境川下流右岸に位置していた。村の北部に岡田川が、村の南部に明徳寺川が流れていた。境川を境界として三河国に隣接していた。

沿革

  • 鎌倉時代から戦国時代 - 尾張国知多郡。小河村と称した。
  • 文明7年(1475年) - 水野貞守が小河城を築き、その守護として乾坤院を創建。
  • 江戸時代 - 緒川村と称したが小川村とも書いた。慶長6年(1601年)から短期間は緒川藩が存在した。その後は尾張藩領であり、鳴海代官所の支配下にあった。
  • 1872年(明治5年) - 後に緒川学校(現在の東浦町立緒川小学校)となる郷学校が開校。
  • 1886年(明治19年) - 国鉄武豊線が開通。
  • 1889年(明治22年) - 町村制を施行し、知多郡緒川村が発足。
  • 1900年(明治33年) - 武豊線に緒川駅が開業。
  • 1901年(明治34年) - 緒川郵便局が開局。
  • 1906年(明治39年)5月1日 - 緒川村、森岡村の一部、藤江村石浜村生路村が合併して東浦村が発足。同日緒川村廃止。

名所・旧跡

善導寺
  • 入海貝塚 - 縄文時代早期。
  • 宮西貝塚 - 縄文時代晩期。
  • 入海神社
  • 八巻古窯跡群 - 阿久比谷の支谷の丘陵上。
  • 緒川城址 - 文明年間(1469年から1487年)に水野貞守が築いた城。
  • 善導寺 - 於大の方の位牌がある。
  • 了願寺
  • 師崎街道

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年

関連項目




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