緑色レーザーの発振原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 02:19 UTC 版)
「共立モジュール」の記事における「緑色レーザーの発振原理」の解説
電源が投入されると808nmの赤外線レーザーダイオードが発振される(出力は300~350mw程度)。 赤外線をNd:YVO4結晶に当てる。 Nd:YVO4レーザー(1064nm)が発振される。 Nd:YVO4結晶に接着されている非線形光学結晶により、第二高調波の532nm(緑色レーザー)が得られる。 なお、漏れた赤外線は赤外線カットフィルターにより除かれる。 新共立・黒共立ともに精密なLDや結晶を使用しているため、温度変化に弱い。特に新共立は高温に極端に弱く、黒共立は低温に極端に弱い傾向があるため、炎天下や寒冷地での運用に特に注意が必要。黒共立は暖める装置すら必要になる。
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