絞扼反射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 05:01 UTC 版)
絞扼反射(こうやくはんしゃ、choke reflex)とは、舌根部、咽頭部後壁、口蓋扁桃部などを刺激により誘発される反射のことである[1][2]。催吐反射(さいとはんしゃ)などとも呼ばれる[1]。咽頭反射の一部である[2]。
嘔吐反射と同様にむかつきを生じるが、吐物を含まない[2]。咽頭反射と絞扼反射は同義に扱われることもある[3]。
臨床的意義
この反射が極度に亢進すると、デンタルミラーが口腔内に入っただけで反射が起こるなど、歯科診療の支障となる[2]。異常絞扼反射と呼ばれる[2]。
脚注
- ^ a b 南山堂医学大辞典 ISBN 978-4525010294
- ^ a b c d e 『常用歯科辞典』医歯薬出版、2016年5月20日、553頁。ISBN 9784263457900。
- ^ “言語聴覚士のための 摂食・嚥下障害学 立ち読み/医歯薬出版株式会社”. www.ishiyaku.co.jp. 2024年8月9日閲覧。
関連項目
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