紋中紋とは? わかりやすく解説

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紋中紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 17:20 UTC 版)

紋中紋(もんちゅうもん)は、主に芸術作品において、あるモティーフ(または主題)の中に、同じようなモティーフが入れ子構造で入っている表現・手法をいう。フランス語ミザンナビームMise en abyme. 「底知れぬ深みに置くこと=入れ子状態に置くこと」といった意)の訳語。原語の語感とはかなり隔たりがあるが、ここでは便宜的に「紋中紋」に統一する。


  1. ^ André Gide ; Journel 1889-1939,Gallimard, coll.《Pléiade》1984,p.41
  2. ^ 『本格ミステリーワールド2010』南雲堂p.42「私はいつも作品の重層的な構造に心惹かれる質ですが、特に今回はフランス語でmise en abymeと呼ばれる技法を意識してみました。(中略)つまり全てを読み終えた読者が夏卡爾(シャガール)の花窗玻璃(ステンドグラス)の中に、本書全体の構図をもう一度発見することを作者は望んだのでした。」


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