紀利貞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 15:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動紀 利貞(き の としさだ)は、平安時代前期の貴族・歌人。甲斐守・紀貞守の子。官位は従五位下・阿波介。
経歴
清和朝の貞観17年(875年)少内記に任ぜられ、陽成朝の元慶3年(879年)従五位下・大内記に叙任される。元慶4年(880年)弾正少弼に遷り、翌元慶5年(881年)阿波介として地方官に転じるが、同年中に卒去。
勅撰歌人として、『古今和歌集』に4首が入集している。
官歴
注記のないものは『古今和歌集目録』による。
- 貞観17年(875年) 正月13日:少内記
- 元慶3年(879年) 正月11日:大内記。11月25日:従五位下[1]
- 元慶4年(880年) 5月13日:弾正少弼
- 元慶5年(881年) 2月15日:阿波介。日付不詳:卒去
脚注
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