糸に関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 08:28 UTC 版)
上記のようにこの群は四対の糸疣を持ち、これはクモ亜目より多い。だが、その外側の大きい糸疣(前外疣・後外疣)には多くの出糸管があるが、内側の二対(前内疣・後内疣)には少ないか、またはない。これらに体内から糸を供給する糸腺はこの類では一種類(2種とする説もあるが、その差は大きくない)である。クモ亜目のものでは糸疣は基本的に三対であり、糸腺は一種のものもの(カネコトタテグモ科)の例もあるが、少なくとも2種、多くはそれ以上の種類の糸腺がある。また、ハラフシグモ類の糸疣の糸生産の能力は高くない。このクモは巣穴の入り口付近と卵嚢のみに糸を使うのも、これと符合する。
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