粒子が完全に反射・透過する時の条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 06:27 UTC 版)
「井戸型ポテンシャル」の記事における「粒子が完全に反射・透過する時の条件」の解説
透過率が0(粒子が完全に反射)となる条件は、k'=0またはk=0、すなわちE=V0のときである。また、反射率が0(粒子が完全に透過)となる条件は、k'2-k2=0または2-(e4m+e-4m )=0、すなわちV0=0か、kL=nπのときである。kL=nπのとき、粒子はポテンシャルの壁で反射せず、完全に透過する。これを共鳴散乱という。
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