第8章:結実ひとつ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 13:37 UTC 版)
半兵衛の元で5年目の冬を迎えた松吉は、さらなる試行錯誤の上、ついに強い弾力を生み出す糸寒天を完成させる。そして、糸寒天の試作品と共に井川屋に戻る船中で、松吉はまずい羊羹を買い求める。そこから寒天を具材を固めるために使うのではなく、つなぎとして使ってはどうかという発想を得る。井川屋では、勝手に店を飛び出した松吉を責めもせず、さっそく糸寒天の試食が行なわれる。和助も善次郎も、その食感に驚く。
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