第7師管の廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 23:35 UTC 版)
1888年に、鎮台が廃止されて師団制が施行されることになり、明治21年勅令第32号(5月12日制定、14日公布)で、陸軍管区は軍管 - 師管の2階層から師管 - 旅管 -大隊区の3階層に変わった。このとき旧第7師管の区域は、新しい第7旅管に引き継がれた。。 7つの軍管のうち第1から第6は、同じ番号でほぼ同じ地域の第1から第6師管に引き継がれた。しかし、第7軍管だけは継承されず、その管区である北海道は東北の第2軍管に入れられた。もともと第7軍管は対応する鎮台を持たず、徴兵令の適用を除外されていて、管区業務の実態がなかった。結果として、この改正で第7師管はなくなった。
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