第5曲 レチタティーヴォ『傷、釘、荊、墓』(Die Wunden, Nägel, Kron und Grab)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 16:02 UTC 版)
「イエスよ、汝わが魂を」の記事における「第5曲 レチタティーヴォ『傷、釘、荊、墓』(Die Wunden, Nägel, Kron und Grab)」の解説
バス・オーボエ・弦楽器・通奏低音 全楽器が参加するアコンパニヤートの語り。イエスに与えられた受難を挙げ、それを勝利の象徴と見なす前半部は、伴奏は穏やかに流れていく。だが、試練が自分自身に降りかかるとき、伴奏は激しく十六分音符で威嚇する。しかし試練に動じない魂の前に再び平穏に戻る。後半部はコラール第10節の引用。十字架に救われた心をイエスに捧げる信仰宣言を、伸びやかな伴奏に乗せたアリオーソで朗誦する。
※この「第5曲 レチタティーヴォ『傷、釘、荊、墓』(Die Wunden, Nägel, Kron und Grab)」の解説は、「イエスよ、汝わが魂を」の解説の一部です。
「第5曲 レチタティーヴォ『傷、釘、荊、墓』(Die Wunden, Nägel, Kron und Grab)」を含む「イエスよ、汝わが魂を」の記事については、「イエスよ、汝わが魂を」の概要を参照ください。
- 第5曲 レチタティーヴォ『傷、釘、荊、墓』のページへのリンク