第4曲 レチタティーヴォ「すでにすべて終わりぬ」(Der Schluß ist schon gemacht)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 15:36 UTC 版)
「来たれ、汝甘き死の時よ」の記事における「第4曲 レチタティーヴォ「すでにすべて終わりぬ」(Der Schluß ist schon gemacht)」の解説
アルト・リコーダー2・弦楽器・通奏低音 リコーダーが和音を提示し、アコンパニヤートの語りが始まる。穏やかに死を待つアルトの語りは、末尾に器楽伴奏をともなっている。語りが進行するにつれ、器楽の動きは活発になり、死後の自らを夢見るアルトも曲調を激しくしていく。最後の行においてアルトは弔鐘を所望する。するとリコーダーはスタッカート、弦楽器はピツィカートで答え、弔鐘を模倣する。8番・95番・198番など、のちのカンタータでも頻繁に使われる表現技法の嚆矢である。
※この「第4曲 レチタティーヴォ「すでにすべて終わりぬ」(Der Schluß ist schon gemacht)」の解説は、「来たれ、汝甘き死の時よ」の解説の一部です。
「第4曲 レチタティーヴォ「すでにすべて終わりぬ」(Der Schluß ist schon gemacht)」を含む「来たれ、汝甘き死の時よ」の記事については、「来たれ、汝甘き死の時よ」の概要を参照ください。
- 第4曲 レチタティーヴォ「すでにすべて終わりぬ」のページへのリンク