第4回日中韓3カ国交流陸上競技大会

ウィキペディア

第4回日中韓3カ国交流陸上競技大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/08/12 06:20 UTC 版)

第4回日中韓3カ国交流 陸上競技大会
開催地	中国・寧波市
日程	2017年7月2日
競技場	富邦体育場
年齢区分	シニア
実施種目	トラック&フィールド競技
種目数	14種目（男女各7種目）
備考	国別対抗戦 1位 中国 2位 韓国 3位 日本
← 2016 金泉 2018 厚別 →

第4回日中韓3カ国交流陸上競技大会（だい4かいにっちゅうかん3かこくこうりゅうりくじょうきょうぎたいかい）は、2017年7月2日に中国の寧波市で開催された、日本・中国・韓国の3カ国による第4回交流陸上競技大会である。男女各7種目の計14種目の競技が実施された。

大会概要

代表選手

今大会の日本代表は、同時期にアジア選手権が開催されること、今年はU20の国際大会が開催されないことなどから、アジア選手権に出場しないU20の選手を中心に派遣した。日本勢の優勝は、男子800mにおいて花村拓人（関西インカレチャンピオン）、男子400mハードルにおいて山本竜大（関東インカレ2位）、女子400mにおいて岩田優奈（日本選手権チャンピオン）が達成した。また、男子三段跳の田坂裕輝が自己ベスト、女子棒高跳の諸田実咲が自己ベストタイをマークした。

国別対抗戦

中国が4大会連続の優勝を果たした一方、U20選手中心で臨んだ日本が4大会目にして初めて最下位に、3大会連続最下位だった韓国が初めて2位となった。

国別メダル受賞数・得点

男女総合

順位	国	金	銀	銅	合計	得点
1位	中国	9	5	4	18	191
2位	韓国	3	4	5	12	171
3位	日本	3	4	5	12	159

男子

順位	国	金	銀	銅	合計	得点
1位	韓国	2	3	2	7	90
2位	中国	4	2	2	8	88
3位	日本	2	1	3	6	78

女子

順位	国	金	銀	銅	合計	得点
1位	中国	5	3	2	10	103
2位	日本	1	3	2	6	81
3位	韓国	1	1	3	5	81

競技結果

男子

種目	金		銀		銅
トラック競技
200m （風：-0.6m/s）	李在遐 韓国	20秒84	朴鳳高 韓国	20秒86	山下潤 日本	21秒27
800m	花村拓人 日本	1分50秒74	謝招福 中国	1分50秒91	瀬戸口大地 日本	1分51秒62
400mハードル	山本竜大 日本	50秒18			尚碩 中国	50秒32
	郇志尊 中国
4×400mリレー	中国 黄良盛 呉宇昂 李潤雨 郭鐘沢	3分05秒22	日本 鵜池優至 河内光起 花村拓人 瀬戸口大地	3分09秒26	韓国 麰日煥 崔敏起 儼寿玄 李武勇	3分11秒18
フィールド競技
走高跳	王宇 中国	2m30	姜声牟 韓国	2m10	橋本陸 日本	2m00
三段跳	傅海涛 中国	16m23 （+1.5）	金東漢 韓国	16m12 （+1.6）	高義徳 中国	15m95 （+1.0）
砲丸投	鄭一雨 韓国	19m20	丁衛業 中国	18m94	黄仁成 韓国	17m90

女子

種目	金		銀		銅
トラック競技
100m （風：-1.5m/s）	韋永麗 中国	11秒48	葛曼棋 中国	11秒66	壹岐いちこ 日本	12秒02
400m	岩田優奈 日本	53秒96	青木りん 日本	55秒82	韓貞美 韓国	56秒21
100mハードル （風：+0.2m/s）	鄭蕙林 韓国	13秒29	呉艶妮 中国	13秒66	田中佑美 日本	13秒94
4×100mリレー	中国 梁小静 韋永麗 葛曼棋 陶宇佳	43秒61	日本 島田雪菜 壹岐いちこ 齋藤莉奈 佐々木梓	45秒43	韓国 孫敬美 李炫熹 金素姸 鄭蕙林	45秒94
フィールド競技
走幅跳	陸敏佳 中国	6m67 （+1.7）	鄭順玉 韓国	6m16 （+2.2）	王萍 中国	6m00 （+1.4）
棒高跳	李超群 中国	4m00	諸田実咲 日本	4m00	呉作城 中国	3m80
砲丸投	耿爽 中国	17m33	宋佳媛 中国	16m97	李美映 韓国	16m81

参考

• 公式リザルト (PDF, 313 KB) - 中国陸上競技連盟
• 日本代表選手 (PDF, 123 KB) - 日本陸上競技連盟
• 日本代表リザルト (PDF, 95.1 KB) - 日本陸上競技連盟

外部リンク

• 中国陸上競技連盟（中国語）
• 第4回日中韓3カ国交流陸上競技大会 - 日本陸上競技連盟