第2章 為自比量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 02:29 UTC 版)
比量(推論論証:anumāna)に2種あり、為自比量(sva-artha-anumāna)と為他比量(para-artha-anumāna)である。為自比量とは、三相の因によって知識を観察することである。 遍是宗法性(pakṣa-dharmatā)因は宗の主辞(前陳)に周遍すべきこと 同品定有性(sapakṣa-sattva)因は宗の賓辞(後陳)と同類のものの中になければならない 異品遍無性(vipakṣa-vyāvRttitva/asattva)因は宗の賓辞と矛盾するものに決して存在してはならない
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