第2楽章: Intermezzo; Andante grazioso
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「ピアノ協奏曲 (シューマン)」の記事における「第2楽章: Intermezzo; Andante grazioso」の解説
ヘ長調、4分の2拍子。間奏曲と題された、落ち着いた楽章。A-B-C-Dのつぶやくような進行。木管で応答があり繰り返される。最後に前楽章主題のC-H-Aが短調長調で現れ、循環形式による楽章間の調整を図っている。当然次楽章とは切れ目がない。第1楽章の動機 (C-H-A) が管楽器で繰り返される。全楽章の統一を意識している。第3楽章との連絡に活用している点に作曲者の大家としての技術が光っている。
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