第17番 変ホ長調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:28 UTC 版)
ソステヌート - アンダンテ、4分の4拍子、序奏部付きのダ・カーポを用いた三部形式。 リストも意識した、華麗な装飾音に彩られた曲。パガニーニ自身もアンコールでしばしば演奏したといわれる作品。冒頭Es音はG・D弦で重音になる。高音部の音階主題と、応えるG・D弦の重音が素材。 同音を2つの弦で奏でるのはヴァイオリンとヴィオラのみの能力であり、ピアノ演奏家に不可能な技巧を見せつける大家の面目躍如である。
※この「第17番 変ホ長調」の解説は、「24の奇想曲」の解説の一部です。
「第17番 変ホ長調」を含む「24の奇想曲」の記事については、「24の奇想曲」の概要を参照ください。
- 第17番 変ホ長調のページへのリンク