第1番 ホ長調
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:28 UTC 版)
アンダンテ、4分の2拍子。 右手運弓の練習と移弦によるスピッカートの練習。 アルペッジョを一弓の動作で演奏し往復するので、左手の運指は4弦に4本の指をすべて対応しなければならない。高音域のポジションを正確に把握するので訓練が必要。 なお、このスピッカートは他の作曲家にも大きな影響を与えており、例えばフェリックス・メンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲』では、第1楽章のカデンツァで技巧を誇示する材料にされている。リストの『パガニーニによる大練習曲第4番』の原曲。
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