秋~冬の色目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 08:09 UTC 版)
十月一日より練衣綿を入れて着る。 白菊(しらぎく):濃蘇芳(白)・蘇芳(白)・同・淡蘇芳(白)・同・青。(蘇芳が入るのは移菊を表現したものか。現代皇室でも用いる) 黄菊(きぎく):蘇芳(蘇芳)・淡蘇芳(淡蘇芳)・同・淡黄(淡黄)・同・青。(単は濃淡の紅でもよし) 紅紅葉(くれなゐもみぢ):紅(紅)・淡朽葉(黄)・黄(黄)・濃青(濃青)・淡青(淡青)・紅(紅葉には似た名前でバリエーションをつけているものが多い) 櫨紅葉(はじもみぢ):黄(黄)・下より淡く・淡朽葉(淡朽葉)・紅(紅)・蘇芳(蘇芳)・紅(ハゼの紅葉を表現) 青紅葉(あおもみぢ):青(青)・淡青(淡青)・黄(黄)・淡朽葉(黄)・紅(紅)・蘇芳。(紅紅葉と似た色目で順を代えている) 楓紅葉(かへでもみぢ):淡青(淡青)・同・黄(黄)・淡朽葉(黄)・紅(紅)・蘇芳。(朽葉は黄赤。楓の葉が緑から赤へ移ろう様子を表現) 捩り紅葉(もぢりもみぢ):青(蘇芳)・淡青(紅)・黄(淡朽葉)・淡朽葉(黄)・紅(淡青)・紅(「捩り」とは表裏の色を逆にすること)
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